「心と体をほどく場所に」日々に寄り添う温かな手。Hele Hua・佐々木さんの想い
ヘレフア (Hele Hua)
柔らかな光が差し込む静かなプライベート空間。扉を開けると、日常の慌ただしさからふっと解放されるような穏やかな空気が迎えてくれる。

プライベートサロン「Hele Hua(ヘレフア)」。店名にある「Hele」は歩む・進む、「Hua」は実を結ぶ・実りを意味するハワイの言葉から着想を得ている。サロンを訪れた人が心と身体を整え、自分らしい毎日を一歩ずつ実りあるものにしてほしいという願いが込められている。
原体験と葛藤
佐々木さんがセラピストとしての道を歩み始めた背景には、かつて自身が経験した体調の揺らぎや、忙しさに追われて心身のバランスを崩してしまった原体験があった。

「忙しい毎日を過ごしていると、自分の疲れや小さな異変をどうしても後回しにしてしまいがちです。私自身もかつてそうでした。誰かのために懸命に頑張る人ほど、自分を休ませることを忘れてしまうのだと実感しました」
自身の不調を整えてくれた人の手の温もりや、ゆったりと自分に向き合う時間の尊さに救われた経験から、同じように悩む人の支えになりたいと技術と知識を深めていった。
しかし、技術を学ぶ中で、時間に追われるマニュアル通りの施術では一人ひとりの抱える繊細な悩みや日々の変化に応えきれないのではないかという葛藤も抱いていたという。
独自のこだわり・技術・サービスの真髄
そうした葛藤から生まれた「Hele Hua」では、画一的なケアの押し付けを行わない。何よりも大切にしているのは、「その日の状態に合わせた完全オーダーメイドの施術」である。
心と身体の状態を読み解く対話
施術前のカウンセリングでは、身体の強張りだけでなく、日頃の生活リズムや眠りの深さ、心の状態にも静かに耳を澄ませる。
- 日常の姿勢や動作の癖から生じる身体の負担
- 睡眠の質や呼吸の浅さ、緊張の蓄積
- 季節の変わり目による巡りの乱れ

「同じお客様であっても、季節や気候、日々の過ごし方によって身体の強張り方はまったく異なります。言葉にならない身体の声を掌で感じ取りながら、その瞬間に必要なアプローチを丁寧に組み立てていきます」
温かなタッチと確かな手技で強張りを解きほぐし、滞った巡りを整えることで、芯から深く安らげる時間へと導いていく。
お客様との向き合い方・アフターフォロー
サロンで過ごす時間だけでなく、施術を終えて帰宅した後の日常まで見据えているのが「Hele Hua」の真髄だ。

施術後には、自宅で無理なく続けられる簡単なストレッチや呼吸法、日常の中でできるセルフケアのアドバイスをそっと手渡している。
「サロンにいる時間だけ整っても、普段の生活に戻ったときに無理を重ねてしまっては意味がありません。日々の暮らしの中で少しだけ自分を労わる時間を持てるよう、心地よく続けられる工夫を一緒にお伝えしています」
無理な変化を強いることなく、顧客のペースに寄り添う誠実な姿勢が、訪れる人々に確かな安心感をもたらしている。
今後の展望・メッセージ
慌ただしく流れる日常の中で、立ち止まり、深く息を吸い込める場所であり続けたい──佐々木さんの語り口はどこまでも穏やかで、静かな情熱に満ちている。
「頑張りすぎてしまう方こそ、力を抜くための居場所が必要です。身体が緩めば心もほどけ、また自然な笑顔で前を向くことができます。ここが、訪れる方にとって安心して羽を休められる止まり木のような場所であれたら嬉しいです」

取材・文=みつかるグラム編集部

「自分をいたわる時間を」──緊張を解く隠れ家空間。Private Salon Uenの想い北海道 札幌市 中央区
「芯から安らげる居場所を」──冷えた身体を優しく解きほぐす、ひだまり。・店主の想い北海道 釧路市
「痛みの緩和と深い眠りを」──オイルと整体を重ねる、salon de la-hautの信念北海道 帯広市
